石川薬局はこんな薬局です
      
       
      
    
私は、静岡市で薬局を営んでいます。お店は駿府城公園の近くで、両替町通りや呉服町通りといった名前からうかがえるように、今でも同時の城下町の面影が残っています。
       
お店のあるところは、軒をつらねる商店街に、百年近い老舗の店構えや看板が目に入ってくるような、新旧が織りまじった七間町という町です。
          
祖父が薬局を開局したのが昭和26年。祖父の代からのお客様に加え、ご近所さん、私の代になってからは近くにある伊勢丹さんなどの商業施設にお勤めされる方などにご利用いただいております。
       
    
義母の大腸がんが大きな転機に
   
    
私がこの店を継いだ30年前は、石川薬局はどこにでもあるパパママ薬局で、日用雑貨も置いていました。もちろん医薬品の販売が主で、風邪薬や頭痛薬などの薬を販売していました。そのころは現在のような健康に関心を持つような時代ではなく、「健康食品」といえばビタミン剤をお薦めするくらいで、健康に関する情報も今と比べたら雲泥の差でした。

やがて薬局の世界にも新しい波が訪れ、処方箋による調剤を行いながら、化粧品、日用品、食品なども扱うようなチェーン店が展開を始めました。

私が大学を卒業した後、入社した会社は実はそうしたチェーン店でしたが、それがやがて私たちのようなパパママ薬局に大きな波紋をもたらすだけでなく、「本当はどのような薬局が本来の薬局なのか?」「石川薬局はどうしていく必要があるのか?」を問う機会となっていくことになりました。

そんな時期に、家内の母が大腸ガンになりました。これが大きな転機となりました。

母の手術は無事に終わったのですが、「術後の生活の中で助けになるような薬はないだろうか?」と改めて自分の薬局をながめたとき、自信を持って薦められる製品が何も無いことに愕然としました。

保健医療でまかなえるのは、あくまでも症状を消したり、緩和するための薬だと気付きました。

ここからが新たな石川薬局のスタートとなりました。



薬局の存在理由を模索しながら

今、病気にならない身体をつくる、予防医学という視点で、お手伝いさせていただくのが石川薬局らしさだと感じています。

また、病院の先生だと敷居が高くて、気軽に相談できないことも、薬剤師なら話せることもあるのかと思い、皆様の不安や心細さを少しでも解消し、元気づけることができたらと思っています。
                           
                              代表 石川滋彦
   
  
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3年後はもっと元気で
 石川薬局と製品